終了しました
*ページ下部に参加者さんのご感想を掲載しています
2019年7月7日(日)
13:30~15:45
13:30~15:30 講演会とワーク
15:30~15:45 質疑応答
*途中退席自由
セミナー内容
子どもを亡くした家族の会「小さないのち」代表の坂下裕子さんをお招きして、赤ちゃんを亡くしたご家族は、激しい悲しみによるグリーフ(悲嘆)反応とどのように向き合い、どのように「その先」の人生を生きていくことができるのか、を探っていきます。
「自分の状態が正常なのかわからない」
「いつまでこの苦しみが続くのか…」
「この先ずっと、心から笑えることはないのだろうか」
「気持ちの大波が来た時、もう耐えられそうにない…」
愛しい赤ちゃんと突然のお別れをした方は、壮絶な想いをされていらっしゃると思います。
赤ちゃんがいなくなった後の世界を、どのように生きていくことができるのか、不安で押し潰されそうな想いをされている方へ。
少しでも「その先」を生きていくための希望を見い出していただけますように…。
ワークの内容
グリーフ(悲嘆)の見える化ワーク
講師のご紹介 坂下裕子(さかしたひろこ)さん
兵庫県尼崎市出身。子どもを亡くした家族の会「小さないのち」代表。1歳の長女を突然の病気で亡くした後、1999年に当事者が集まる会「小さないのち」を立ち上げる。現在は会の運営をしながら、京都グリーフケア協会講師、宝塚大学助産学専攻科、上智大学グリーフケア研究所、慶応大学看護医療学部などで非常勤講師を務める。
JR西日本あんしん社会財団理事、一般社団法人こどものホスピスプロジェクト理事。
参加費
500円
定員
40名
ご感想は許可をいただいた方のみ掲載しております。文章はいただいた原文のままです。
●グリーフの可視化をすることで、現状の自分自身をよりわかってあげられたような気がします。また、皆様の図やお話を聞くことで新たに娘とのお別れを自分の一部として受け入れられたと思いました。
●今回もありがとうございました。お父さんも増えて来ていて良かったです。これからも夫婦で参加出来るような会にしていきましょう。又宜しくお願いします。
●ありがとうございます。胎児を2回亡くしました。探索しています。「わたしの赤ちゃんはどこに行ったの??」胎動も空っぽのお腹がします。エンジェライトにはいつも救われています。坂下先生のお話はとてもわかりやすかったです。悲しみは消えて無くなることはなく、持ったままでいい、本当に自分にあてはまります。今は気持ちがゴチャマゼで苦しく、生き方が下手です。グリーフを図に描く、気持ちは重いですがすこし整理されました。皆さんの発表を聞かせて頂いてよかったです。
●体験談を語り合う時間があればよかったかも。ワークショップ形式なのは良かったと思う。
●運営お疲れさまでした。(お手伝いさせて頂きありがとうございました!)悲嘆の形はさまざまでも、その付き合い方を正しい“知識”として教わることができてよかったです。先生が最後におっしゃられた“1年ができたらもう1年、もう1年と生きていける。”という言葉を胸にまずは生きていきたいと思います。
●グリーフワークというものは初めてでしたが、理論的に解説していただけたのが良かったです。図を書くワークはあまり上手く説明できず申し訳なかったです。見本の図を見た時、全て当てはまるなぁと思いました。坂下先生の「1年頑張れたら次の1年も頑張れる」という言葉を信じて頑張ろうと思いました。
●500円とは思えないくらい大変満足でした。グリーフの視える化ワークが自分が今どんな気持ちなのかわかってよかったですし、他の方のグリーフがどんなものかもわかってよかったです。あ、そういう観点かとおどろく部分もありました。
●私達は子供を亡くして未だ1ヶ月も経っておらず、全く気持ちの整理が出来ていないのですが、普段知ることがないだけで多くの方が自分達と同じ思いを経験してきているという事、それでもそれぞれの方法で前に進もうとしている事を知って、今はまだ難しいもののとても励みになりました。
●自分自身はまだ子供を亡くしてからの日が浅かった為、自分よりも日時が経過している方の気持ちの変化などお話を聞けて、とても参考になりました。
●ワークショップが良かったです。言葉ではなく、イメージに置き換える作業は、より正直な、率直な気持ちに向き合えたと思います。ありがとうございました。
●3年が経ち、なかなかこういった会に参加する機会がなかったのですが、坂下先生ご自身の体験談をうかがえたり、自身のことを図として表現する機会をいただけたことで、少し立ち止まって私と娘、夫、家族のことを考えることができました。ありがとうございました。
●自分の歩んできた道がなんとなく間違っていないと気づけました。正解なんてないのかもしれませんが、自分だけではナゾ?だったものが少し理解できたように思う。
●1年半、どうにかして立ち直らなければと思い1人でもがいていた中、重い腰を上げ参加させて頂きました。同じ経験をされた方達の貴重なお話を聞かせて頂いて、1年半止まっていた何かが動き出した様な気がします。そして、これからは同じ様な経験をされた方のお役に立てれる様な人間になりたいなと感じました。
●普段は自分のグリーフに気付かないぐらい忙しいことの方が多いのですが、こうして表現してみると、今、自分がどこら辺にいるのか?何を感じているのか見えてきました。他の方の話で共感や、見えることも多く、とてもいい会でした。参加できてよかったです。ありがとうございました。