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47ニュース(2022.8.27)

流産、死産した女性にかける言葉「よくあることだよ。次の赤ちゃんのことを考えて」はダメ? 悲しみに寄り添う「グリーフケア」の大切さ

流産や死産で、おなかの中にいた赤ちゃんを亡くした女性が周囲にいたら、どんな言葉をかけるだろうか。「早く普段の生活に戻って忘れよう」「次の赤ちゃんのことを考えて」「もう泣くのはやめたら」。実はこれらは、女性が悲しみから回復するのを妨げるとされる誤った対応の一例だ。晩婚・晩産化の進展で不妊治療を受ける人は珍しくなくなり、流産や死産を繰り返して悩む当事者の増加が指摘されている。こうした女性や家族が適切な支援を受けられるよう、国や自治体は、悲しみや喪失感に寄り添って支える「グリーフケア」の充実に動き出した。

COSMOPOLITAN(2022.8.25)

流産の後、「新たな命」を授かった私の葛藤と出産までの想い

欧米では、流産や死産、あるいは新生児期や乳児期に亡くなった子どもの後に授かった赤ちゃんのことを「レインボーベビー」と呼びます。その語源は、子を亡くすという悲劇の後に授かった赤ちゃんを、雨の後に虹がかかるような希望あふれるイメージになぞらえたもの。

日経新聞(2022.8.25)

流産女性の悲しみに心のケア 自治体など手引きや相談室

流産や死産の悲しみを抱える女性の心のケアに力を入れる自治体に、相談が相次いでいる。背景には、晩婚化が進んだ影響で流産・死産を繰り返して悩む人の増加が指摘されている。自治体や医療機関での支援を充実させようと、専門家でつくる厚生労働省の研究班は今春、こうした女性らに寄り添うための手引を作成した。 「急に思い出して、息ができなくなる」「悲しいのに誰にも話せない」。岡山大学病院内にある「不妊・不育とこころの相談室」には、悲痛な訴えが寄せられる。

はぐふる(2022.4.4)

流産 と死産の違い、死産の兆候、心身の援助「グリーフケア」について【医師監修】

妊娠中や出産時、これまで何の問題もなく経過していても、突然不幸な転機をたどってしまうことがまれにあります。日本の周産期医療は他の国と比較して最も安全なレベルですが、それでも想定外の事態に直面するリスクをゼロにすることはできません。 今回は、おなかの赤ちゃんとお別れしなければならなくなる流産や死産と、お母さんをサポートするグリーフケアについてご紹介します。

NHK Web特集(2022.10.29)

*代表の小原がインタビューにお答えしている記事です

SNS上に世界中から投稿されたキャンドルの明かり。「私たちの子どもになってくれてありがとう」そんな思いが込められています。しかし、その子どもは母親のおなかの中で亡くなっていました。赤ちゃんが亡くなった状態で生まれる「死産」を経験する人は、国内では1年間におよそ2万人もいます。残酷な現実を受け止めきれず、深刻なうつ状態になってしまう人もいます。しかし、社会の支援の体制はまだまだ整っていません。何とか孤立させずに、つながれる社会を。

日本経済新聞(2021.7.7)

流産の悲しみ、ケア充実を 厚労省が支援強化

晩婚・晩産化の進展で不妊治療を受ける人が増える一方、流産や死産を経験した女性が適切なケアを受けられずにいる現状を受け、厚生労働省が7日までに支援強化に乗り出した。

AERA.dot(2021.6.12)

「また授かるよ」も苦しい 悪気ない言葉で傷つくことも

今,妊娠した女性の7人に1人が流産を経験し,年間2万人を超える女性が死産を経験している。しかし,それらは時に「公認されない死」と呼ばれ,当事者の心身の痛みは周囲から理解されにくい現状がある。流産・死産・新生児死亡という周産期喪失(ペリネイタルロス)に携わる看護職には,当事者の悲嘆に寄り添い,支える役割が期待される。

FIGARO.jp(2021.2.18)

「子を亡くした悲しみ」、どう向き合う?

Netflixで、映画『私というパズル』の配信が始まった。赤ちゃんを亡くした親の悲哀に光を当てたコルネル・ムンドルッツォ監督の問題作。周産期(出産前後の期間)に子どもを亡くした親の悲しみと心の闇――パリ郊外クラマールでアントワーヌ・ベクレール病院産科に所属する臨床心理士ジュスティーヌ・プロタンに、この映画が取り上げた特殊なテーマについて話を聞いた。

AERA.dot(2020.10.14)

亡くなった子を激痛に耐えて出産…“レインボーベビー”授かっても癒えない母親の傷

死産や流産、新生児死などで赤ちゃんが亡くなった後に授かった赤ちゃんを指す「レインボーベビー」いう言葉。海外で生まれた造語ながら、近年日本でもブログやSNSなどで使われるようになった。希望の象徴のような言葉だが、無事に赤ちゃんを授かったとしても、決して以前の傷が癒えるわけではないという。AERA 2020年10月19日号では、葛藤を抱える母親たちを取材した。

医学界新聞(2020.5.25)

周産期喪失への良質なケアを

今,妊娠した女性の7人に1人が流産を経験し,年間2万人を超える女性が死産を経験している。しかし,それらは時に「公認されない死」と呼ばれ,当事者の心身の痛みは周囲から理解されにくい現状がある。流産・死産・新生児死亡という周産期喪失(ペリネイタルロス)に携わる看護職には,当事者の悲嘆に寄り添い,支える役割が期待される。

佐賀新聞(2019.12.25)

「亡き子にベビー服を」 牛津高服飾科10人手縫い 女性グループ依頼で40着

小城市の牛津高の生徒たちが、出産前後に亡くなった赤ちゃんに着せるベビー服を作った。流産や死産を経験した県内の女性グループから依頼を受け、約40着を手縫いした。ベビー服は20日、グループに手渡され、子どもを亡くした全国各地の家族に届けられる。

オトナンサー(2019.12.4)

妊娠が怖い…悩む女性も 流産を繰り返す「不育症」の原因・検査・治療法

妊娠はするものの、流産や死産を繰り返してしまう「不育症」について、ネット上で相談を寄せる女性が多くいます。授かった赤ちゃんを死産という形で失う耐え難い悲しみを経験した女性の中には、「子どもが諦め切れないけど、妊娠が怖いです」「次も流産したらどうしよう…とばかり考えてしまう」といった声や、「不妊症の友達から『妊娠できるだけうらやましい』と言われてつらかった」「まだまだ知られていないと感じる」など、不育症の認知度の低さを嘆く声もあります。

AERA.dot(2019.10.9)

赤ちゃんの死「タブー視」よりも支援が必要 日本に啓発週間を広めたい

赤ちゃんの死。その悲しみは周囲に理解されにくく、孤立する人も少なくない。赤ちゃんを亡くした「天使ママ」に生きる力を取り戻してもらいたいと、当事者たちが立ち上がった。

Yahoo!ニュース(2019.10.8)

「赤ちゃんの死」に直面した母親たちの悲しみ――心の痛みに寄り添うケアの現場

妊娠の15%前後が流産になるとされており、死産は毎年2万件を超える。多くの人が赤ちゃんを亡くす深い悲しみを経験する中で、出産前後の死は社会から見えづらく、親への支援が不十分だと専門家は指摘する。こうしたペリネイタル・ロス(周産期などの子どもの死亡)へのケアの取り組みや自助グループの支援は少しずつ浸透しつつあるが、病院や地域によって差がある。

千葉日報(2019.4.20)

亡き子へ「最後の贈り物」 船橋の住吉さん、ガラス仏具で悲しみ癒やす 短く輝いた命と絆包む

亡くなったわが子に最後の贈り物を-。ガラス仏具の店「Bee-S(ビース)」(船橋市海神6)を創業した住吉育代さん(41)は、幼くして亡くなった子や赤ちゃんのため、小さな骨つぼなどの仏具を製造・販売している。自身も生後8カ月の娘を亡くし、つらい思いをしてきたからこそ分かる「最後はすてきな贈り物を子どもに」という親の願い。短く輝いた命をいとおしむように、美しいガラス製の仏具が親子の絆を優しく包む。

COURRiER JAPON(2019.2.9)

死産した赤ちゃんにさよならを…「保冷ゆりかご」が可能にするお別れの時間

赤ちゃんとやっと対面できたと思ったら、まもなくその命が失われてしまう──死産などによるはかりしれない家族の悲しみを和らげるため、赤ちゃんの体を数日間保管できる保冷ベッドが英米を中心に広まっている。

BuzzFeed News(2018.10.16)

赤ちゃんの死は「負け」じゃない。NICUや死産の現場に流れる濃密な時間

ドラマ「コウノドリ」のモデルにもなったあるNICU。ここで命を終える赤ちゃんは少なくない。医師は赤ちゃんにこう語りかける。「生き切ったね」と。

神戸新聞NEXT(2018.8.23)

流産、死産経験した女性支援へ 神戸で初の催し 26日

流産や死産などで子どもを亡くした母親らをサポートする「関西天使ママサロン神戸『エンジェライト』」が立ち上がり、26日に神戸市中央区橘通3の市立婦人会館で神戸での初めてのお話し会が開かれる。

朝日新聞 apital(2018.8.9)

最初で最後の1着を 亡くなった赤ちゃんに服贈る助産師

助産師の浅野智恵(ともえ)さん(48)が、流産や死産の赤ちゃんに着せるために小さめの服を手作りして家族に贈る活動を続けている。自身も死産の経験があり、子を亡くした母親に孤独感を感じさせないよう、向き合っている。

BUSINESS INSIDER JAPAN(2018.3.28)

赤ちゃん50人に1人が「死産」。家族を癒したJALのサービスはこうして生まれた

「死産」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。日本産科婦人科学会は、妊娠22週(6カ月)より前に妊娠が終わることを流産(12週未満は早期流産、12週以降22週未満を後期流産)、そして22週以降を死産としている。一方、厚生労働省令では「妊娠12週(4カ月)以降の亡くなった赤ちゃんの出産」を死産と定義しており、2016年には2万934件あった(厚生労働省人口動態統計)。出生数が97万6978件ということを考えると、50人に1人以上の割合だ。予測がつかず、突発的に起きることも多い。

AERA.dot(2017.2.23)

亡くなった赤ちゃんも陣痛を起こして産む… 悲しい出産の現場

赤ちゃんの誕生は喜びと慈しみに包まれる大きな幸せだ。だが、悲しい出産の現実もある。たとえ産声があげられなくても、長く生きられなくても、小さな命の輝きは、かけがえのないものだと知ってほしい。

産経ニュース(2016.5.25)

死産や流産の悲しみ分かち合う HP、カフェ…経験者ら支援開始

死産や流産を経験した女性を支援する取り組みが少しずつ広がっている。「『次は大丈夫』など励ましの言葉にも傷つくことがある」。自ら死産したことがあるカウンセラーの女性はこう語り、自分を責める母親に寄り添い、悲しみを癒やすための市民団体を立ち上げた。